#調べたことをアウトプット
数年前にたまたま、住民税が0円の年がありました。現在僕は、非正規社員で年収も低いので、どうやら今年も、妻のパート収入額に気をつければ、住民税が非課税になりそうです。
ただ、具体的にいくらから住民税がかからないのか知りたくなったので、マネー系のユーチューバーの動画を見たり、ググったりして調べてみました。
せっかくなので、インプットした内容を整理して、備忘録としてブログにアウトプットしたいと思います。
住民税非課税世帯とは?
住民税非課税世帯とは、「世帯全員の住民税が非課税になっている世帯」のことだそうです。
つまり、家族全員の住民税が非課税である必要があります。わが家の例で行くと、
- 自分⇒住民税0円
- 妻⇒住民税0円
- 子供1⇒住民税0円
- 子供2⇒住民税0円
となり、4人のうち1人でも住民税が発生していれば、住民税非課税世帯とはなりません。
住民税非課税の条件は?
そこで、どんな人が住民税非課税になるのかという話ですが、次のいずれか1つの条件に該当する場合に住民税が非課税になるそうです。
- ①生活保護受給者
- ②前年の合計所得金額が125万円以下の障害者、未成年者、寡婦、寡夫
- ③前年の合計所得金額が自治体で定める基準額以下の人
我が家でいく、③が該当しそうです。
住民税が非課税になる基準額はいくらか?
住民税が非課税になる基準額(所得)はいくらか?って話ですが、
1人あたり35万円
だそうです。1人あたり35万円なので、家族4人だと...
35万円×4人+21万円+10万円=171万円
となります。
突然でてきた21万円と10万円は何か?って話ですが、被扶養者がいる場合に加算されるボーナスのようなものだと思ってもらえればOKです。
念のため計算式も載せておきます。
住民税非課税世帯基準額の計算式
35万円 ×(本人 + 被扶養者の人数)+ 21万円 + 10万円
住民税が非課税になる妻の収入はいくらか?
私の妻はパートをしています。そこで疑問となるのが、妻はいったい年間いくら稼いでいいのか?ということです。
そこでググってみたところ新座市のQ&Aにその答えが載っていました。
結論を言うと、妻のパート収入が100万円以下なら住民税が非課税になるようです。その他にも色々と、参考になることが書いてあったので、念のためまとめておきます
参考:妻の収入における所得税と住民税
夫の所得が1000万円以下の場合なら、次の表が当てはまります。
妻の収入 | 所得税 | 住民税 | 配偶者控除 | 配偶者特別控除 |
---|---|---|---|---|
100万円以下 | × | × | ○ | × |
100万超〜103万円以下 | × | ○ | ○ | × |
103万超〜201.6万円未満 | ○ | ○ | × | ○ |
201.6万円以上 | ○ | ○ | × | × |
参考:配偶者控除と配偶者特別控除の違い
- 配偶者控除は、妻の年間所得が48万円以下で満額が受けられる
- 配偶者特別控除は、妻の年間所得が48万円超~133万円以下で満額が受けられる適用される
両控除とも、満額で38万円が控除されます。
住民税非課税世帯のメリット
全国どこでも受けられるメリット
- ①高額医療制度自己負担額の減少
- ②保育料の無償化
- ③高等教育の無償化
- ④NHK受信料の免除
④に関しては、住民税非課税世帯で、さらに障害者手帳を持っていないと免除されません。厳しすぎるぞNHK...
地域格差があるメリット
- 国民健康保険料の減額
- 様々な臨時給付金の交付
- がん検診料金の免除
- 予防接種料金の免除 など
感想
今回は、マネー系ユーチューバーの動画から学んだことをアウトプットして、自分なりの考察も少しだけ加えてみました。僕のような年収が低い非正規社員には、よい勉強になったと思います。たった数万円の差で住民税が非課税になったり、ならなかったりするので、知らないだけで損をしてしまう怖さを、まざまざと実感しました。
わが家に関しては、数年は世帯所得を171万円(住民税非課税)より低くおさえたいと思います。妻には、パート収入を100万円におさえるように伝えておきました。
*1:サンデーマネー(Youtube)|住民税非課税世帯とは?条件やメリットをわかりやすく解説|より
*2:図解で学ぶお金の知識(Youtube)|住民税非課税世帯となる年収の目安金額と優遇措置について|より
*3:新座市HP(WEBサイト)|パートで働いています。収入は103万円以下におさえたほうがよいと ...|より